◆「世界糖尿病デー」

2017年11月14日は「世界糖尿病デー」世界の糖尿病人口は3億8700万人に上っているそうです。このような状況を踏まえて、国連がIDF(国際糖尿病連合・現在約170ヶ国230団体が加盟)が要請してきた「糖尿病の全世界的脅威を認知する決議」を国連総会議で採択したのです。
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本日から複数回に渡り、糖尿病に関する情報をお伝えしたいと思います。今回は糖尿病だった有名人のお話です。平安時代の貴族である藤原道長は「糖尿病」を患っていたと言います。51歳の頃から、やたらと喉が渇き、よく水を飲んでいたとの記述から、Ⅱ型糖尿病だったのでしょう。この藤原道長は日本で最初に糖尿病になった人とも言われていて、何年も前に記念切手のモデルにもなりました。また、岡倉天心、徳川家康、幸田露伴も糖尿病だったそうです。時代が時代だっただけに、今のようにインスリン注射も血糖降下剤もないので、どれだけ苦しい思いをしたのか分かりません。現在、糖尿病と診断され、毎日、インスリン注射や血糖降下剤などを服用し治療をなさっている方、日々、大変ではありますが、藤原道長や徳川家康の事を考えると、予防法も治療法もあるので、医学の進歩に感謝せずにはいられません。