栄養素(糖質)②

近年、糖質抜きダイエットが大流行していますが、果たして糖質抜きは本当に体に良いのでしょうか?答えはNOです。前回、少し触れましたが、糖質は脳のエネルギーとなるので、どうしても必要な栄養素です。逆を言うと、脳のエネルギーになるのは糖質だけです。

糖質の働きはお腹が空いた時、疲れた時、血糖が下がった時などに、素早くエネルギーを注入すること。特に甘いものは、直ぐにエネルギーに変わるので、体がみるみる回復してきます。プロゴルファーの○○さんが、プレーの直前にバナナ1本を食べると言うのも、とても理にかなった方法なのです。

また、誰もが経験したことがあると思いますが、仕事や受験勉強の時に何故か甘い物を欲する時がありますが、これも体がもっと栄養を頂戴!と要求しているのです。特に脳は1時間あたり5gのぶどう糖を消費していると言われますので、人は何もしなくても一日に脳は120gのぶどう糖を消費している計算となります。

但し、摂りすぎには注意です。何故なら、甘い物の代表であるお菓子やスイーツは美味しくて食べ過ぎてしまいまい、体の中で余ってしまうと脂肪に変わるので、太る原因となります。参考までに、砂糖と油を一緒に摂ると太り易いと言いますが、甘い物の中でもケーキは砂糖と油が大量に含まれているので注意が必要です。どうしても甘い物が欲しい場合は、和菓子がおススメです。和菓子は砂糖は使いますが、油は余り使わないからです。

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