食物繊維とは第六の栄養素といわれ、ひと言でいうと、腸のお掃除屋さんです。
腸内に老廃物がたまると毒素ができてしまい、肌荒れや病気の原因になるので、腸のお掃除をしてくれるのです。
食物繊維には、水溶性(水に溶ける)のものと不溶性(水に溶けない)のものがあります。
働きは、からだに不要な老廃物を外に追い出したり、善玉菌の栄養になり腸内環境をよくしています。食事が欧米化した日本人は食物繊維の摂取量が少ないと言われているので、積極的に摂りたい栄養素です。
不足すると便秘や痔の原因につながり、腸に残った老廃物から毒素が作られ、肌が荒れたりオナラが臭くなったりします。また、ガンなどの病気の原因になることもあります。
近年、ガンが増えてきたのは食物繊維不足ではないかとも言われるほど大切な栄養素でありますが、摂りすぎるとどうなるでしょうか?
余りナーバスに考える必要はないのですが、下痢、お腹が張るなどの症状が現れたり、
ミネラル、鉄、亜鉛などが吸収されにくくなります。