12歳未満の子供への咳止め薬

厚生労働省は、「コデイン」という成分を含んだ咳止めの薬などの医薬品について、12歳未満への使用を2年後の2019年を目途に禁止することを決めた。12歳未満の子供が「コデイン」を服用すると、ごくまれに呼吸困難などを引き起こすおそれがあるという。

との記事を目にしたので、コデインを調べて見ました。

「コデイン」(英語:Codeine)は、メチルモルヒネとも呼ばれ、せき止めや鎮痛などの作用がある。1832年に、アヘンから単離されたことで発見されたとの事です。

このコデイン、どんな事例があったのでしょうか?

コデインを摂取していた母親が授乳を行った乳児が死亡した例もある。母親の体内でコデインからモルヒネが生成され、それが授乳により乳児に摂取されたと見られている。

日本国内でも、幼児が風邪薬の摂取したことにより呼吸困難になったケースがある。呼吸を助ける手術により、この幼児には声を出すことができなくなるという後遺症が残った。

今後、子供に咳止め薬を購入する場合は、裏の表示を見て「コデイン」が入っているかどうかをチェックする事を忘れずに!

薬によってひとつの症状が治まったと思えば、別の副作用で苦しまなければならないだなんで、なんとも理不尽である。

本当の健康を取り戻すためにも、薬に頼らない生活を心掛けたいものである。

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