AGEと血管の老化①

先週、お話しましたコラーゲン繊維は皮膚を構成するタンパク質としてよく知られていますが、実は血管もコラーゲン繊維で出来ています。

こんな言葉をお聞きになったことはおありでしょうか?「人は血管と共に老いる」

血管が老いるとからだも老いますが、実はその背後にもAGEが存在します。

からだは60兆個を超える細胞の集合体です。その血管が細胞のひとつひとつに、必要な酸素と栄養素を送り届けていますが、万が一、血管が詰まり血液の流れが止まると、その血管が必要な酸素と栄養素を届けられなくなり、細胞は死んでしまいます。

血管の老化現象として恐れられているのは、皆さんも良く耳にする「動脈硬化」です。

動脈硬化の多くは「アテローム(粥状)硬化」と呼ばれるタイプで、厚くなった動脈の内部にアテローム(粥状)の固まりが生じるのが特徴です。AGEは2つの仕組みでアテローム

による動脈硬化を進行させるのです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください