◆脱水症状①

今年は猛暑続きで、体調を崩された方も少なくありません。夏場は汗をかきやすいので、脱水予防のために、水分や塩分を多めに補給した方がいいと言われますが、脱水とはどのような状態でしょう。脱水とはからだから水と塩分を失うことです。

私たちのからだは半分以上が水分でできています。この水分は「体液」と呼ばれ、からだにとって大切な役割を担っています。体液=水+塩分という訳です。

この体液の役割をみてみましょう。①体温調節 ②からだに必要な栄養素や酸素を運び込む ③からだに不要な老廃物を運び出す 人間は食べ物を食べられない状態が30日間、続いても、生きていけると言われますが、水分だけは3~4日、全く摂取できなくなると、生きていけない状態にまでなると言われます。なので、今年のような猛暑には特に、こまめな水分と塩分の補給が必要となります。からだの中で体液が多い臓器と言えば、脳、消火器、筋肉が挙げられます。

つまり、これらの臓器は脱水によりダメージを受けやすいと言えます。脳はめまい、立ちくらみ、集中力・記憶力の低下、頭痛、意識消失、けいれんなどが起こります。消火器は食欲低下、悪心、嘔吐、下痢、便秘などが起こり、筋肉には筋肉痛、しびれ、まひ、こむら返りなどが起きてきます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください