◆血圧コントロールと脳卒中&心臓病

前回と前々回、血圧コントロールと認知症のことをお伝えさせて頂きましたが、今回は血圧に関係する脳卒中&心臓病のお話をお伝えします。

血圧のコントロールは脳卒中や心臓病のリスクを軽減させるとの報告があります。

「自分の血圧を把握し、的確にコントロールする方法を主治医と相談することが必要であり、これが将来的にあなたの脳の健康を守る鍵となります!」と、話される医師もいます。

しかし、日本では3時間待って3分の診療と言われる位に、病院で医師と十分に話し合う機会はなかなかない現実があります。そうでなくても医師に何でも相談するというのは勇気がいるものです。ここで、ひとつ提案したいのは、アルギニン、シトルリン、抗酸化物質などがバランスよく配合され、臨床結果がきちんと出ているサプリメントをおススメしたいと思います。アルギニンやシトルリンは血管拡張させる作用があります。血管を拡張させるのですから、血圧が下がるのは勿論のこと、体に必要な栄養素や酸素が隅々まで運ばれていくので、一石二鳥です。

脳卒中も心臓病も原因のひとつに、高血圧が考えられるので、血管を拡張し、血圧を下げる作用のあるアルギニン、シトルリン、抗酸化物質がバランスよく配合されているサプリメントは副作用もなく、手軽に血圧コントロールができるので、一度、お試し頂くことをおススメします。

◆血圧コントロールと認知症②

前回に続き、血圧と認知症に関するお話です。

超高齢化社会である日本は、認知症は大問題となっています。日本だけでなく世界中の大問題です。現在、世界中で使用されている認知症のお薬はアリセプトというものです。これは杉本八郎先生という黒ガリンガルの研究開発もして下さっている先生です。

ちなみに、黒ガリンガルという植物には認知症を原因と言われているアミロイドベータータンパクを抑制させる作用があることが、研究結果で出ています。実際に黒ガリンガルで認知症の症状が改善したとの報告もあります。しかし残念ながら、根本治療ではありません。

アリセプトも認知症を遅らせることは出来ると言われていますが、これも根本的に治すものではありません。認知症を根本的に治す薬は、残念ながら、今現在、無いのです。だったら、将来的に根本的に治すお薬が開発されるまで、自分自身でコントロールする必要があります。糖尿病がある人は、血糖コントロール、高血圧の人は血圧コントロールというように、自分の体を知っていくことが必要です。きっと近い将来、認知症を完全に治す薬が開発されることでしょう。これだけ医学も科学も進んでいるのですから、世界中の研究者が認知症の現状を放っておく訳はないでしょう。

◆血圧コントロールと認知症①

世界保健機関(WHO)の調査によると、日本において18歳以上で高血圧の人の割合は、

男性21.4%、女性12.7%だそうです。つまり、男性では約5人に1人、女性では約8人に1人が高血圧だということです。

男性においては、40代では3人に1人が高血圧であるとの結果が出ています。

あなたやあなたの周りで、降圧剤を飲んでいる方はどれぐらいいますか?病院に行くと、血圧測定をし、高いと降圧剤を処方されます。そして、降圧剤は急に止めると反動がくるから、必ず飲むように!との指示が出され、誰しもが真面目に飲み続けます。日常生活において降圧剤はとても身近であり、何の違和感もありません。当たり前のように飲んでいます。しかし、この降圧剤が認知症を引き起こす要因になっていることをご存じでしょうか?人生100年時代、厚生労働省の調査によると、将来的に85歳以上では55.5%が認知症を発症するとも予測されており、高齢化の進む日本では避けては通れない病気になっています。

血圧は正常になったけれど、認知症になってしまった!なんてことになってしまったら、元も子もありません。なので、降圧剤を飲まずに何とか血圧をコントロールする工夫が必要です。

例えば、塩分量をチェックして、食塩が多い食品の摂取を控えてみるとか、日常生活に運動を(お散歩程度で十分)取り入れるとか、アルギニンの入ったサプリメントを飲むとか・・・私の知り合いはおせんべいが大好きで、ご飯替わりにおせんべいを食べていたので、思い切っておせんべいを食べるのを止めたら、血圧が正常になり降圧剤を飲むのを止められたそうです。

ちょっとした工夫で、血圧コントロールは出来るので、降圧剤を飲んでいる方は一度、ご自身のことを振り返ってみるのはいかがでしょう?