◆糖質制限◆

ここ数年、糖質制限という言葉をよく耳にするようになりました。読んで字の如く、糖質を制限するのです。

アメリカではこの糖質制限を糖尿病の患者さんの食事療法として用いられているようです。

糖質制限食とは、読んで字の如く、糖質を制限する食事のことで、これにより血糖値が上がりにくくなります。ごはん、パン、イモ類、お菓子やケーキ類、果物は糖分が多いので血糖値は急激に上がりますが、肉や魚、油、野菜は血糖値が上がりません。なので、糖尿病の人の食事療法には最適なのです。

しかし、日本では何故か糖質制限という言葉にダイエットがついてしまい、ダイエットが先行するようになってしまいました。ダイエットという言葉はもともと食事療法という意味なのに、いつの間にか痩せる!という意味合いに変わってしまし、若い女性は痩せ願望のために、間違った糖質制限をするようになっているのが現状です。マスコミの報道の仕方の問題があるのではと思いますが、本当の糖質制限食が伝わることを切に願います。江部先生というお医者さまが書かれた糖質制限についての本が一番、確かなようですので、本当の糖質制限をお知りになりたい方は、お読みになることをおススメします!

◆脳にも黒ガリンガル◆

アルツハイマー型認知症の治療薬アリセプトを開発した杉本八郎先生が黒ガリンガルのことを次のようにお話下さいました。

認知症は「脳の糖尿病」と言われるほど、糖化が深く関与しています。

黒ガリンガルには、糖化によって生じる変異たんぱく質の凝集を抑える可能性があることがわかり、現在、マウスを用いた実験でその効果を調べています。

さらに、脳内で記憶を伝達をする重要な神経物質の現象を抑制する作用があることもわかり、黒ガリンガルの抗炎症作用との相乗効果によって、脳機能の改善効果、認知症予防作用への効果が薦められています。

とのことでした。研究をしていくにつれ、黒ガリンガルには様々な作用が見つかっているようです。糖化だけではなく、抗炎症作用との相乗効果がさらに良い結果を生み出しているのですね。

黒ガリンガルは現地では山の神様の贈り物を言われており、昔、現地で疫病が流行った時に、山の神様がコレ(黒ガリンガルのこと)を食べなさい!と言われて口にしたら、疫病が治ったという神話があるのもうなずけます。現地の人は理論理屈など関係なく、ただ神様がお告げになられたという強い信仰心で口にし、それ以来、門外不出で今まで大切にしてきただけだとは思いますが、1200年以上も昔の話が現代で、杉本先生などにより理論が解明されていくのですから、素晴らしいことです。

◆なぜ今、「糖化」なのか!!!◆

「糖化」という言葉を耳にする、目にするようになってまだ5年余りです。それまで病気の原因は「酸化」が大きなカギだと言われていましたので、ちまたには抗酸化食品、抗酸化物質、抗酸化化粧品など、抗酸化をうたった製品が出回るようになりました。しかし、病気の原因は酸化であると騒がれ、様々な分野で抗酸化のものが広まっても、病気は増える一方です。少しは病気で苦しむ人が減ってもいいはずなのに増えているのは何故でしょう?という考え方から、アメリカで20年以上も前から研究しているのが糖化だったのです。現在、日本国内でも糖化に関する研究をなさっている教授や医師もいらっしゃいます。

アルツハイマー型認知症の治療薬アリセプトを開発した杉本八郎先生は黒ガリンガルという植物の抗糖化作用を認めて下さり、ご本人も飲まれているとのことです。77歳になられた今でも趣味の剣道で汗を流されていますが、黒ガリンガルを飲んでいると不思議と疲れが残らない、また、痛みが治まるなどの感想を頂いております。アリセプトは薬なので副作用はありますが、黒ガリンガルは植物なので一般的に誰もが口にしたことのあるショウガのようなものですので、副作用はありません。次回、黒ガリンガルについて杉本先生がお話して下さった内容を記させて頂きますので、お楽しみに!

◆黒ガリンガルと杉本八郎先生◆

Super黒ガリンの原料である黒ガリンガルという植物。外見はショウガそっくり、中身は紫色(沖縄の特産品である紅芋のような紫色)をしていて、生で食べると本当に苦いです。これを粉末にし、カプセルに詰めサプリメントとして誕生させた佐藤会長は、知人の紹介で杉本先生とお会いすることとなりました。佐藤会長のお話をお聞きした杉本先生は黒ガリンガルを色々と調べた結果、認知症にも効果が期待できるかもしれない!とのことで様々な角度から研究を始めて下さったそうです。研究を続ける杉本先生の脳裏にはお母様との辛い想い出がよみがえったに違いありません。そして、黒ガリンガルの研究に本格的に参加して下さったそうです。人のご縁とは不思議なもので、杉本先生にお会いしていなければ黒ガリンガルが認知症に効果が期待できる植物だなんて想像もつかなかったことでしょう。杉本先生ご自身も、黒ガリンガルという謎めいた植物にこんな不思議なパワーがあるとは考える余地もなかったことでしょうから、世の中、不思議なご縁が沢山あるものですね。

◆超高齢化社会の日本と黒ガリンガル◆

前回まで3回に渡り、世界でもっとも多く使用されているアルツハイマー型認知症の治療薬アリセプトを開発した杉本八郎先生の簡単な経緯をお伝えしました。超高齢化社会の日本、認知症に関しては他人事ではなく、自分事として考えていかなければなりません。待ったなし!の状態です。

戦後の日本は何もなく、一面が焼け野原だったと祖母に聞いたことがあります。その何もない状態をこんなにも豊かな日本にして下さったのは、紛れもなく、私たちの身近なご先祖様である祖父、祖母の世代(90代)のお陰です。食料もない、エネルギーもない、車も家もない・・・まさにないないづくし。戦後70年以上経った今では、食糧はあり余り廃棄処分が多すぎると騒がれ、原発を作るだけ作り、その原発の被害で苦しむ人々がいて、車は一家に一台ではなく、一人一台持つようになり、高齢者ドライバーの交通事故は連日のように続いています。車社会になり、食べ過ぎ、飲み過ぎ、運動不足により生活習慣病という病が横行し、病院には患者があふれています。超高齢化が進み、昔なかったような認知症という病気が社会問題となっています。認知症の原因には、「糖化」が絡んでいるということが分かりました。前回まで3回シリーズでお伝えしました杉本八郎先生は黒ガリンガルという植物の抗糖化作用を認めて下さっています。