『糖化』とは その2

先週のブログで、AGEs(advanced glycation endproducts AGEは幾つか種類があるので、複数形のsをつけます。)という物質が出てきましたが、この物質はからだの中で、どのような影響を及ぼすのでしょうか?AGEは100%からだに有害です。

一番おそろしいのは、私たちのからだを作るタンパク質を攻撃して、その機能を低下させる働きがあることです。

私たちのからだを作るタンパク質は、分解と合成を繰り返す新陳代謝で、常に入れ替えが行われています。例えば、金属を使い続けると疲労を起こして強度が低下するように、同じタンパク質を使い続けると強度が低下してしまいます。それを未然に防ぐために、定期的に入れ替える仕組みが備わっているのです。

AGEが、私たちのからだを作るタンパク質を攻撃して、その機能を低下させると言うことが積み重なることにより、私たちのからだは老化していきます。

体内にたまるAGEは、加齢と共に増えていきますが、これが老化を進めて寿命を縮める原因になっています。

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