ここ数年、糖質制限という言葉をよく耳にするようになりました。読んで字の如く、糖質を制限するのです。
アメリカではこの糖質制限を糖尿病の患者さんの食事療法として用いられているようです。
糖質制限食とは、読んで字の如く、糖質を制限する食事のことで、これにより血糖値が上がりにくくなります。ごはん、パン、イモ類、お菓子やケーキ類、果物は糖分が多いので血糖値は急激に上がりますが、肉や魚、油、野菜は血糖値が上がりません。なので、糖尿病の人の食事療法には最適なのです。
しかし、日本では何故か糖質制限という言葉にダイエットがついてしまい、ダイエットが先行するようになってしまいました。ダイエットという言葉はもともと食事療法という意味なのに、いつの間にか痩せる!という意味合いに変わってしまし、若い女性は痩せ願望のために、間違った糖質制限をするようになっているのが現状です。マスコミの報道の仕方の問題があるのではと思いますが、本当の糖質制限食が伝わることを切に願います。江部先生というお医者さまが書かれた糖質制限についての本が一番、確かなようですので、本当の糖質制限をお知りになりたい方は、お読みになることをおススメします!